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介護保険について

介護保険は、介護を必要とする状態となっても自立した生活が送れるように
高齢者の介護を国民全体で支える制度です。

About利用者負担の判定の流れ

住民税で用いる前年取得データを基に、毎年6~7月ごろに判定・決定がなされ、利用者には「負担割合証」を発送することで通知されます。一定所得の基準については以下のとおりに定められています。

※第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)、市区町村民税非課税の方、生活保護受給者は上記にかかわらず1割負担

About介護認定を受ける手続き

About要介護認定の目安と利用限度額

地域包括
支援センターが
窓口です
要支援1 日常生活はほぼ自分で行えるが、今後、
要介護状態になることを予防するために、少し支援が必要。
5,003
要支援2 日常生活に少し支援が必要だが、
介護サービスを適応すれば、機能の維持、改善が見込める。
10,473
居宅支援
事業所が
窓口です
要介護1 立ち上がりや歩行がやや不安定。日常生活は
おおむね自立しているが、排泄や入浴などに一部介助が必要。
16,692
要介護2 立ち上がりや歩行が自力では困難。
排泄や入浴にも一部または全介助が必要。
19,616
要介護3 立ち上がりや歩行が自力ではできない。
排泄・入浴・衣服の着脱などにも全面的な介助が必要。
26,931
要介護4 生活全般で能力の低下が見られ、排泄・入浴・衣服の着脱に
全面的、食事に一部介助が必要。介護なしでは日常生活が困難。
30,806
要介護5 生活全般にわたり、全面的な介助が必要。
意思の伝達が困難。介護なしでは日常生活が不可能。
36,065

※基本的には1単位10円で計算されますが、地域とサービスによって高くなる場合があります。(10円~約11円)

●認知症の度合いによっても介護度が変わります。問題行動・理解の低下が基準となりますが、調査員やお医者さんの前ではしっかり受け答えできるので困っておられるという話をよく聞きます。介護しておられる方が正確に事実を伝えることが肝要かと思います。

About特定の病気の一覧

以下の16疾病が該当する病気となりますので申請のご参考にしてください。

  1. 筋萎縮性側索硬化症
  2. 骨折を伴う骨粗しょう症
  3. 後縦靭帯骨化症
  4. 多系統萎縮症
  5. 脊髄小脳変性症
  6. 脊柱管狭窄症
  7. 初老期における認知症
  8. 早老症
  9. 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  10. 脳血管疾患
  11. 閉塞性動脈硬化症
  12. パーキンソン病関連疾患
  13. がん(がん末期)
  14. 慢性閉塞性肺疾患
  15. 関節リウマチ
  16. 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

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